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事例:過去と決別できなかった40代女性

今回ご紹介するのは、当相談所に入会した40代後半の女性の事例です。20年以上という長期間にわたり、つかず離れず交際していた男性と決別して、結婚をめざすために当相談所に入会しました。

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お客様が抱えていた課題

彼女が抱えていた課題は以下の3つです。

  • 元彼への心理的な手放しが不十分

カウンセリングを続けていく中で、元彼が都合のよいタイミングで連絡をしてきていることが判りました。言葉では否定しても、連絡先を残している段階で、都合のよい関係を望む元彼に対して「求められることで満たされる無意識の未練」が残っている可能性が否定できませんでした。

  • 決断を相手に委ねていた

彼女は元彼から「都合のよい」女性として扱われていました。しかし、「いつかは結婚を決断してくれるはず」と甘い期待を抱きながら、結果的に結婚適齢期である20代~30代を過ごし、すでにアラフィフに差し掛かりました。決断を相手に委ねていた結果、決断できない男性に適齢期の大半を奪われてしまいました。

  • 知識不足と認識の甘さ

すでに40代後半にもかかわらず「いつかは子供が欲しい」という甘い期待を抱いていました。女性は30歳を越えるとそもそも自然妊娠が難しくなります。20代の生殖機能に問題のない男女が排卵日付近に性交渉を行った場合、1周期当たりの自然妊娠率は20〜25%と言われていますが、40代になると5%、45歳以上になると1%になります。ましてや40代後半は閉経を迎える年齢です。それでも彼女は子供が持つことが自然だという認識がありました。

解決に向けた取り組み

こうした課題に対して、当相談所は以下のように解決に向けて取り組みを行いました。

  • 元彼の連絡先の削除を徹底

「都合のよい女性」を求める男性は、自分の欲求を満たしたい時にしか女性に連絡しません。つまり、自分勝手で相手の都合はまったく考慮していません。また、20年以上に渡って彼女を都合のよい女性として扱ってきた男性が今後、改心して結婚を決断することはありません。そのため、元彼の連絡先をブロックではなく、永久に削除するように要請しました。これにより「求められることで満たされる無意識の未練」を断ち切ることに成功しました。

  • 結婚への強い意思を作るカウンセリング

彼氏が途切れなくても結果的に40代後半まで独身だった理由は、決断を相手に委ねていたことにあります。そのため、カウンセリングを通じて自分自身を一番大切にすることを伝え、自ら決め、自ら判断し、自ら結婚を決めることを約束しました。これにより、過去と決別し、自走する力を得ることに成功しました。

  • 婚活市場と強みの理解促進

一般的に40代後半の初婚女性の結婚は非常に難しいのが現状です。しかし、彼女には大きな武器がありました。それは、彼女自身がもっている笑顔、雰囲気、そして柔軟性です。ここに着目し、婚活市場における現在地から子供を求めることに執着せず「末永く安定したパートナーシップ」をゴールに婚活に取り組むことになりました。

当相談所ではお客様の課題と強みに着目します。

詳細をお知りになりたい場合は、こちらからお問い合わせください。